中国商務省外資局の責任者が14日に明らかにしたところでは、2015年、全国で新規設立の外資系企業数が昨年同期比11.8%伸びて26,575社に達し、実行ベースの外資利用金額は7813.5億元で、昨年同期比6.4%の伸びとなっています(ただし、銀行、証券、保険業のデータは含まれていない)。
2015年12月現在、全国の非金融分野では合計836,404社の外資企業が設立され、実行ベースの外資利用額は16,423億ドルに達しています。
同責任者によりますと、2015年、新設外資企業の1社あたり平均投資総額は1530万ドルで、2014年に比べて5.1%増えているほか、産業構造のさらなる最適化も進んでいます。実行ベース外資利用額では、サービス業は4770.5億元で、昨年同期比17.3%伸び、全体の61.1%を占めるようになっています。製造業は2452.3億元で、昨年同期と横ばいで、全体の31.4%ですが、ハイテク製造業が引き続き伸びており、昨年同期より9.5%伸びて583.5億元に達し、製造業全体の23.8%を占めるようになっています。
一方、鉄鋼、セメント、電解アルミニウム、造船、板ガラスなど生産設備が過剰となっている産業は、新規の外資投資はほとんどが承認されていないということです。
(中国国際放送局)
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