国家語言資源モニタリング研究センター、商務印書館、人民網が共催する「2015年今年の漢字・流行語」が今年の漢字と流行語を発表した。今年の中国の漢字と流行語に「廉(清廉)」と「インターネットプラス」、国際的な漢字と流行語に「恐(テロ)」と「反恐(反テロ)」がそれぞれ選ばれた。人民日報が伝えた。
また今年の漢字・流行語と同時に今年度の「流行語トップ10」と「新語トップ10」、「ネット用語トップ10」も発表された。
「流行語トップ10」には以下の言葉が選ばれている。
抗日戦争勝利70周年
インターネットプラス
難民
亜投行(アジアインフラ投資銀行)
習馬会(習近平・馬英九会談)
巴黎恐怖襲撃事件(パリ同時多発テロ事件)
屠呦呦(ノーベル医学・生理学賞受賞者)
四个全面(四つの全面)
大衆創業、万衆創新(大衆による起業・革新)
互聯互通、共享共治(コネクティビティ、共有・共同ガバナンス)
また「新語トップ10」には以下の言葉が選ばれている。
互聯網+(インターネットプラス)
衆創空間(ソーシャル・ イノベーション・プラットフォーム)
獲得感
非首都功能(非首都機能)
網約車(ネット予約車)
紅通(国際逮捕手配書、通称:赤手配書)
小短假(短い連休)
閲兵藍(パレード・ブルー)
人民幣入籃(人民元がSDR構成通貨に入る)
一照一碼(1つの証書、1つのコード)
新語は一過性とは限らず、とても強い生命力を持つ。その使用率と使用周期の指標に基づく過去10年間の生命力指数が最高な言葉としては2005年の「80後」(1980年代生まれ)「90後」(1990年代生まれ)、2007年の微博(ウェイボー)、長假(短い連休)、動車(高速列車)、2011年の大数据(ビックデータ)、2012年の正能量(プラスのエネルギー)、中国夢(中国の夢)等が含まれる。
1年を通じて最も頻繁に用いられた「ネット用語トップ10」にはネットユーザーおなじみの以下の言葉が選ばれた。
重要的事情説三遍(大事な事は3回言う)
世界那麼大,我想去看看(世界は広いから、見に行きたい)
你們城里人真会玩儿(都会の人はよくやるね)
為国護盤(国のために株価を下支えする)
明明可以靠臉吃飯,却偏偏要靠才華(外見だけでも食べていけるがあえて才能で生きる)
我想静静(ほっておいてくれ)
吓死宝宝了(ビビった)
内心几乎是崩潰的(私の心はもう崩れそうだ)
我媽是我媽(私の母は私の母です)
主要看気質(気品が大事)
(人民網日本語版)
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