米軍のB-52爆撃機2機が12月10日に定例の飛行任務を遂行し、うち1機が「意図せず」南中国海の中国領 華陽礁の2カイリ内に入った。中国外交部、中国国防部は本件に抗議し、遺憾の意を示した。
消息筋によると、米国防総省はホワイトハウスの指示により本件を調査し、中国側に説明した。米国は本件における米軍のミスを認め、類似する事件の再発を防ぐと表明した。中国側は米国側の説明に納得しておらず、これを前例としないことを強調した。
米軍の軍艦 軍機が南沙諸島の中国の関連島礁への接近を繰り返していることで、中米関係は最近一定の影響を受けている。この状況下、米国が上述した説明を行ったことは、米国が関連事件の深刻性と敏感性を意識しており、南中国海問題で中国と徹底的に対立しようとしていないことを示している。また中国外交部、中国国防部は米軍機の行動について記者からの質問に回答した際に、中国の厳正なる立場を示した。しかし米軍がホワイトハウスに配慮するか、実際の行動により過ちを正すかについては、今後の動きを見守る必要がある。
(チャイナネット)
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