中国と韓国は22日、韓国のソウルで中韓海洋境界画定の交渉を行いました。両国外務省の次官級がそれぞれ政府代表団の団長となって、この交渉を主宰しました。
双方は、両国が友好的な交渉で海洋の境界画定問題を解決することは、両国関係の長期的な安定と発展、海洋における協力の強化、中国と韓国の戦略的パートナーシップの発展の促進にとって重要な意義があるとしています。また、両国の代表は、境界画定をめぐる問題について、それぞれの立場を説明し、中国は、漁業問題の重要性を取り上げました。
双方は3つのレベルの交渉ルートを認めています。一つ目はそれぞれの外務省の主管部門指導者が団長を務める政府間交渉代表団。二つ目は、具体的な交渉を担当する局長級交渉ワーキンググループ。三つ目は、技術的な問題について交渉を行う、いくつかの専門家チームです。
中韓海洋境界画定の第2回の交渉は、2016年中国で開催されます。具体的な時期はまだ決まっていないということです。
(中国国際放送局)
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