【新華社北京12月23日】中国のラジオ放送・中国之声「新聞縦横」の報道によると、今週の金曜日にIC交通カード「一卡通(イーカートン)」による相互乗り入れが京津冀(北京・天津・河北省)で試行される。市民は単独で「京津冀互通卡(相互乗り入れカード)」を作れば、京津冀の地域内の全ての相互乗り入れしている都市でカードによる乗車ができ、現地の優遇政策を享受することができるという。今回の試行に参加したのは、北京のバス路線139本で、4か所の駅が始発となるバス路線69本や河北省に乗り入れる9の数字で始まるバス路線39本などが含まれる。今月末までに、石家荘、保定、滄州、邯鄲の4都市・300本のバス路線でも、相互乗り入れが実現する見通しだ。
北京互通卡はデポジット方式による発行が採用され、使用者がカードを発行する際には現行のカード購入と同じ基準のデポジットや初回のチャージ金額を支払う必要があり、カードの返却時にデポジットの返金が可能だ。現在、一卡通の発行拠点167か所及び一卡通の東直門や西単営業所でもカードを作ることができる。
(新華網日本語)
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