ここ5年来、中国の職業学校は毎年平均1000万人に上る技術労働者を養成し、就職者数の60%を占めています。
中国教育省が2日に開いた『国家中長期教育改革・発展計画綱要(2010―2020年)』に関する職業教育中期評価報告発表会によりますと、中国の職業教育には中等職業教育と高等職業教育があります。2015年、中等職業学校と高等職業学校の在校生はそれぞれ1755万人と1006万人となっています。ここ5年間、中等職業学校卒業生の就業率は95%以上で、高等職業学校の就業率はそれよりやや低いということです。
現在中等職業学校在校生の91.5%は授業料免除で、その対象は県や鎮を含む農村部の学生、農業を専門とする都市部の学生、および貧困家庭の学生です。中等職業学校在校生、主として貧困家庭と農業を専門とする学生の40%は毎年2000元の国家補助金を受けています。また高等職業学校在校生の30%は奨学金、25%以上の学生は補助金を受けています。
(中国国際放送局)
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