【新華社香港11月6日】両岸の指導者である習近平氏と馬英九氏が11月7日にシンガポールで面会し、両岸関係と平和発展について意見を交換する予定だ。5日に出版した香港・マカオ地区の主要メディアがほとんど専用ページ或いは顕著な位置で報道し、社説または評論を発表し、この面会は両岸関係の発展史における一里塚の意義を持つ大事であり、現在両岸関係と双方民衆の福祉の需要と一致するだけではなく、双方が互いの信頼の増進にも役立ち、両岸関係の平和発展を推進できるとみなしている。
香港の「文匯報」は『両岸の平和発展が新たな段階に歩み出す』と題する記事を発表し、次のように伝えている。両岸の指導者がシンガポールで面会することは前例のないことだ。それは両岸の交流・インタラクティブが新しいレベルまで上昇したことを示し、両岸が相互信頼を増進し、矛盾と食い違いを管理・コントロールし、台湾海峡の平和と安定を維持し、平和発展の新空間へ歩み出した素晴らしい前景を両岸の民衆に見せた。
「大公報」も社説を発表し、この面会は両岸関係の発展史における一里塚の意義を持つ大事であり、両岸の双方が互いの信頼を増進させ、両岸関係の平和発展を推進し、台湾海峡の平和と安定を維持することに役立つと指摘した。
「マカオ日報」も社説を発表し、両岸の指導者が初めて面会することは両岸関係のもう一つの歴史的な突破であり、両岸関係の平和的発展の必然的結果でもあり、両岸双方の政治的相互信頼がある程度まで蓄積し、「量的変化」から「質的変化」への飛躍でもあると評価した。
「新華澳報」が次のように評論している。両岸の指導者の面会は両岸関係の平和発展ひいては世界の平和発展の歴史記録に記入すべきだろう。面会は明らかで力強いシグナルを伝え、台湾地区がどんな党で誰かが執政しても、「九二共識」を承認して堅持し、「台湾独立」に反対し、またそれを基礎として、両岸関係を推進し、発展しなければいけない。
(新華網日本語)
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