黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市に住む雯雯(仮名)さんは、補正下着を日常的に身につけていたことが原因で、眩暈や息苦しさに見舞われた。東北網が伝えた。
今年26歳の雯雯さんは、オシャレが大好きなお年頃の女性で、身体のラインを整えてくれる補正下着の愛用者だ。「冬にこれを着ると暖かい上、スタイル良く見える」と話す彼女は、冬の保温効果とスタイルアップ効果ゆえ、ほぼ年中着用しており、寝る時にも脱がない時があるという。彼女は今月初め、息苦しさが続くのを感じた。呼吸がしづらく、時には眩暈や吐き気まで感じるようになった。最初は、ゆっくり休養していないせいだと思い、中医の診察も受けたが、症状は良くならなかった。25日午後、彼女は友人と街に出た。歩き始めたとたんに眩暈がした。「その時、天地がグルグルと回り、ひどい吐き気がした。眼の前が真っ暗になり、立っていられず地面にへたりこんだ」と雯雯さんはその時のことを振り返った。
彼女は友人に付き添われ、ハルビン医科大学付属第一病院の神経内科を受診した。検査の結果、身体には深刻な異常は見られなかった。低血糖・ストレス過多、睡眠不足などの原因が一つずつ排除された後、医師は、彼女の症状は、常に着用している、強い締め付け感がある補正下着が原因ではないかと推定した。主治医によると、補正下着は身体をかなり締め付けるため、常用していると内臓が圧迫され、体内の血液循環が阻害され、血流不足が生じる可能性があるという。雯雯さんの眩暈や吐き気は、これが原因で起こったと見られる。
(人民網日本語版)
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