子供がスタートラインでつまずかないために、中国の多くの家庭では、子供が小学校に上がるとすぐに各種学習塾に通わせる。この授業料が、家計の大きな負担になっている。では、日本の家庭における子供の教育はどうなっているのだろうか。日本の文部科学省のデータによると、日本の家庭でも中国同様に学歴が重視され、学習塾の費用も年々増加している。子供たちも疲れて悲鳴を上げている。
熾烈な国立小学校の入試試験
日本の小学校には3種類ある。1つは公立小学。2つ目は私立小学、3つ目は国立小学である。国立小学校は、教学設備は先進的で授業料も安い。そのため、入学試験が最も難しくなっている。私立小学校は学費が高いため、豊かな家庭が選ぶところだ。しかしやはり入学試験が必要である。
私立小学校や国立小学校に子供を入れようと考える家庭は、子供を特殊な学習塾に入れる。この塾が行う授業は入学試験対策であり、筆記試験や運動、チームワーク能力、面接の仕方などを教える。1か月の授業料は1000元以上である。