【新華社北京10月28日】記者が27日、国家外貨管理局から得た情報によると、上半期に中国の特別許可機関が経営している人民元・外貨の両替規模は10億ドルに達した。外貨の両替特別許可業務の発展を推進するため、外貨局はこのほど、「オンラインで決済、オフラインで両替」という特別許可の新しい政策を又一つ打ち出した。今年の年間業務量は過去の記録をさらに更新する見通しだ。
外貨局国際収支司の王春英副司長の説明によると、銀行の両替サービスと比べて、特別許可機関は営業時間がより長く、より臨機応変に対応できる。中国で人民元・外貨の両替特別業務に従事する非金融機関は現時点で59軒、営業所の数量は382箇所に上る。これらの非金融機関は従来型の店頭で行う現金の両替だけでなく、トラベラーズチェックのオンライン外貨両替代理業務、銀行カードを使用したPOS端末外貨両替などの複数の業務を提供できる。
王春英副司長はまた、次のように説明した。外貨局は特別許可業務の刷新を積極的に推進し、多数の特別許可機関で利益が少額で、更には多額の赤字が出ている現状を改善していく方針だ。先ごろ、発表された外貨の調達・卸売り業務政策によって、中国国内の外貨紙幣の卸売りは銀行だけが供給されていた局面が一転した。今回のオンライン特別許可業務の新規定を通じて、新しいサービスチャンネルが提供された。外貨局も、監督管理を厳格化し、マネー・ローンダリングのリスクを防止し、新しい決済ツールの使用に伴う顧客の損失を最低限に抑えるとしている。
(新華網日本語)
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