【新華社北京10月28日】中国国務院の李克強総理は27日午後、 中南海の紫光閣でリュッケトフト第70回国連総会議長と会見した。
李克強総理は、現在の国連の発展は過去を受け継いで未来を導き開く重要な時期にある。中国は国連安保理の常任理事国として、国連が国際の事務においてより大きな役割を発揮することを支持し、各国と国連憲章の宗旨や原則を引き続き発揚し、人類の平和と発展に関わる事業を共に促進して、世界の安全と安定を維持してゆきたいと表明した。
李克強総理は次のように指摘した。発展とは世界の貧困と衝突を解消させる根源で、人民の基本的権利を保障する前提で、基礎だ。中国のような世界最大の発展途上国にとって、発展とは更にすべての問題を解決する基礎であり、要(かなめ)だといえる。中国側は世界各国と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行を共に推進し、自国の経済、社会及び環境との調和した持続可能な発展を実現させ、南南協力を促進し、南北対話を強化して、国際における開発と協力が新たな成果の獲得を推進し、革新、開放、公平、全面的な発展の道を進めるよう望んでいる。