【新華社南京10月12日】記者が11日に中国第二歴史檔案館で確認した情報によると、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産保護に関する要求事項に照らして、中国は南京大虐殺檔案の保護基準を大幅に引き上げ、国内外で檔案と史料の収集をさらに進めることを前提に、南京大虐殺檔案専用データベースを開設する。このデータベースは、全人類がこの時期の歴史的災禍をより深く認識するために役立てる。
現地時間9日夜、ユネスコは47種類の文献を『世界記憶リスト』に入れ、中国が提出した『南京大虐檔案』も含まれると発表した。これはこの時期の歴史認識に対し世界的に共通認識を得たことを示すものだ。
世界記憶遺産登録への申請が成功したことで、檔案の保存条件がより厳格化される。南京大虐檔案は、主に中国第二歴史檔案館、南京市檔案館及び中国侵略旧日本軍南京大屠殺犠牲同胞記念館に収蔵される。『世界記憶リスト』に登録後、すべての関係施設は檔案の保護基準をさらに引き上げ、南京大虐檔案を特別収蔵品として取り扱わなければならない。
(新華網日本語)
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