故宮の一角(8月4日撮影)。
【新華社北京10月12日】観光客にとって、ここは一生のうちに必ず行くべき観光地だ。歴史ファンにとって、ここは数え切れない大事が発生した所在地にあたり、古い建物の愛好家や研究者にとって、ここはオリエントのロイヤル建築物の最高峰だ。骨董品のコレクターや写真愛好家、時代劇マニア及び世界各地から日々訪れる数万人の観光客は、ここで予想外の喜び、切っても切れない思いを見つけ出すことができる。
1本の中軸線が縦貫している。金色の瑠璃の瓦の下、朱色の高い壁の中は、形ある宮殿や楼閣に囲まれ、形なき歴史の濃厚な雰囲気が伝わっている。
歴史的に見ると、故宮は己の生命の6回目の百年を迎えようとしている。
かつての紫禁城から生まれ変わったこの博物院は、10日で90歳の誕生日を迎えた。
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