ココナッツ、レンブ、釈迦、グアバといった台湾の果物はますます上海の人々の間で人気が高まっています。上海出入国検査検疫部門が4日明らかにしたところによりますと、2015年1月から5月にかけて上海港を経て輸入された台湾の果物は2075トンに達し、去年一年間の輸入量に当たります。これに対し、2005年の果物輸入量は340トンで、10年間で8倍近く増えたということです。
それによりますと、自由貿易区の中にある中国初の果物輸入港・洋山自由貿易区果物輸入港の設置がすでに認可されました。この港がオープンすると、果物輸入の物流コストが大幅に減らされるだけでなく、自由貿易区で検査検疫が便利な上、税関や保税の優遇政策に恵まれ、台湾から輸入された果物は価格がさらに下がるものとみられます。
(中国国際放送局)
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