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外交部:フィリピン指導者の誤った筋の通らない発言に深く驚嘆し、強い不満を感じると表明
jp.xinhuanet.com | 発表時間 14:24:57 | 新華網日本語 | 編集: 王珊寧

  【新華社フィリピン6月4日】アキノ大統領の南海問題に関する先日の発言に対し、外交部の華春莹報道官は3日、定例記者会見で中国はフィリピンの指導者の誤った筋の通らない発言に深く驚嘆し、強い不満を感じると表明した。

  「フィリピンの一部の人々が幻想を捨て去り、悔い改めさえすれば陸地が見える。煽動と挑発を停止し、二国間協議での対話を通じて紛争を解決する正しい軌道に戻るように再度、勧告する。」と華春莹報道官は述べた。

  報道によると、アキノ大統領は日本を訪問中に、中国の南海での行為をナチスドイツに例えて語り、超大国の米国が南海問題で役割を発揮するように呼びかけた。

  「南海紛争の事実と経緯を振り返る限りにおいて、1970年代以降に中国南沙群島の一部の島礁を武力で不法占拠したのはフィリピンであることがわかる。1999年以降、『座礁』によって中国の仁愛礁を盗み取ろうと企んだのはフィリピンだ。2012年に軍艦と武力勢力を派遣し、中国黄岩島海域で正常な作業を行っていた中国の漁船、漁民を襲撃したのはフィリピンだ。2013年に『国連海洋法条約』締約国として中国が保有する権利を無視し、『南海各方行為宣言』及び両国間の一連の共通認識に背き、関係紛争に対しいわゆる国際仲裁を一方的に申請したのはフィリピンだ。近年は自国の利益だけを考慮し、海域外の国と絶えず結託して水をかき回し、中国を中傷誹謗し、攻撃したのはフィリピンだ。」と華春莹報道官は述べた。

  華春莹報道官はさらに、次のように表明した。中国は信用を重んじ、承諾を守る責任ある国であり、直接の当事国との協議で対話を通じて関係紛争を解決するために終始、尽力しており、中国政府が領土主権と海洋権益を擁護する意志は揺るぎないものだ。

 

 (新華網日本語)

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