中国国際航空が31日に発表した情報によると、同社は6月1−7日に機内ネットサービスを提供する便を発表した。大陸部および香港・マカオ・台湾地区の就航都市には、上海・深セン・広州・成都・香港・台北・長沙・ラサなどが含まれる。世界の就航都市には、ジュネーブ、ソウル、パリ、ミラン、メルボルン、バンコクなどの人気が高い路線が含まれる。同社のミラン直行便に使用されるA330-200のうち4機が、機内ネットサービスの改造を終えており、ミラン万博の開催期間中に北京−ミランの「万博線」に就航する予定だ。同社は「air-to-ground (ATG)」ブロードバンドワイヤレス通信を実現しており、同技術および衛星通信技術を同時に実現した初の航空会社になった。同社は22機でネット接続サービスを提供しており、今後約3年間で全機(約500機)の改造を終える予定だ。
中国東方航空も、中国工業・情報化部(省)から、通信衛星「亜太6号」の使用許可を得た。同社は申請を行った国内線・一部国際線に就航する21機で、Kuバンドの機内通信事業の試験を実施する。同社は試験期間中、乗客にネット接続サービスを提供する。
中国東方航空が許可を得た機種は、いずれも長距離のワイドボディ機で、運航中のロサンゼルス−ニューヨーク線のボーイング777−300ERはすでに機内ネット接続のハードを整えている。同社は2017−2018年に、全機のハードの改造を終える予定だ。
(人民網日本語版)
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