本日より北京市が自動車ナンバープレートを配布した電気自動車(EV)は、平日ラッシュ時の走行規制の対象外となり、毎週一日の末尾数字による走行規制を受けなくなる。1万台弱のEVが、制限なく走行できるようになる。EVが走行規制の対象外になり、EVの魅力が高まった。しかし充電の利便性は依然として、市民のEV購入の最大の懸念となっている。新京報が伝えた。
北京市規劃委員会の関係者によると、同市はすでに「北京市電気自動車充電インフラ計画・規定」の作成に取り掛かっている。今年下半期に作成を完了し、意見を募集した上で、年末までに正式に発表する見通しだ。
この規定によると、北京市は今年中に2000基の充電スポットを追加する予定で、六環路内の公共充電インフラの平均サービス半径が5キロに達する見通しだ。居住用建築物の駐車位置の18%がEV駐車位置となり、かつ新たに建設される業務用・商業用・公共用建築物などに対しては、15−25%のEV停車位置の指標を設定する。
同規定はさらに、新たに建設される公共駐車場、P+R(駐車+乗り換え) 駐車場、大型ガソリンスタンド、高速道路のサービスエリアに建設されるEV停車位置と充電スポットに対して、合理的かつ安全な技術指標を設定する。これは充電スポットの配置が、よりバランスよく合理的になることを意味する。EVのオーナーは今後、出勤、ショッピング、旅行先で、充電のために悩む必要はなくなる。
(人民網日本語版)
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