【新華社上海2月3日】中国上海税関は2日、1月に同市南東に位置する上海洋山港液化天然ガス(LNG)埠頭(ふとう)が8隻のLNGタンカーを受け入れ、累計約142万立方メートルのLNGを荷揚げ、同埠頭の供用開始以来11年間で最多の月間荷揚げ量を記録したと発表した。
同埠頭は1月26日、LNGタンカー「アルガリヤ」が20万6千立方メートルの液化天然ガスを安全に荷揚げした。同タンカーはこれまでに停泊した船舶の中で最大で、これにより1月の月間荷揚げ量は過去最多となった。
同市では昨年末以来、北方からの寒波到来のため、ガス使用量が急増している。1月7日の市全体のガス使用量は過去最高の4636万立方メートルに達した。上海洋山LNG基地は同日、輸入ルートを通じて市全体消費量の約70%に相当する3200万立方メートル余りのガスを供給した。
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