【新華社杭州12月30日】中国浙江省にある寧波舟山港の鉄路穿山港駅で28日午前10時ごろ、同省湖州市と同港を結ぶシーアンドレール(船と鉄道による複合貨物輸送)貨物列車からコンテナが降ろされた。これにより、同港のシーアンドレールによる今年のコンテナ取扱量は初めて100万TEU(20フィートコンテナ換算)を突破した。取扱量は過去最高を更新しており、前年同期比では25・0%増加となっている。
同港は世界で唯一、年間の貨物取扱量が11億トンを上回る大型港であり、年間のコンテナ取扱量は世界第3位となっている。2009年からはシーアンドレールに力を入れ、特に17年以降、同省で海と港の統合開発が本格推進されたのに伴い、同港でのシーアンドレール・コンテナ取扱量は年20万TEU増のペースで伸びが加速した。約11年間に、取扱量は年平均で78・7%の伸びを示した。
同港には現在、シーアンドレール貨物列車が19本あり、全国15の省・自治区・直轄市、56の地級市と同港を結んでいる。
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