【新華社北京１２月３０日】中国国家衛生健康委員会は３０日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から受けた報告として、新型コロナウイルスの感染者が２９日、新たに２４人確認されたと発表した。内訳は遼寧省５人、北京市１人、黒竜江省１人で、輸入症例が１７人（上海市７人、天津市３人、内モンゴル自治区２人、福建省２人、浙江省１人、山東省１人、広東省１人）だった。新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。
２９日の新たな退院者は１６人で、経過観察が解除された濃厚接触者は３９９人だった。重症者数は前日より１人増えた。
輸入症例の患者は現在２６９人で、うち重症者は３人。感染の疑いがある患者はいなかった。累計感染者数は４２４７人で、うち３９７８人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
３０日午前０時時点の中国本土の感染者数は３５６人で、うち重症者は６人。感染者の累計は８万７０２７人で、退院者は８万２０３７人、死者は４６３４人となった。感染の疑いがある患者はいなかった。特定された濃厚接触者は累計９０万３５２８人、経過観察を受けている濃厚接触者は１万２８４６人だった。
２９日に新たに確認された無症状の感染者は１７人（輸入症例１０人）だった。同日に確定診断された無症状感染者は４人（輸入症例１人）で、経過観察を解除されたのは６人（輸入症例５人）だった。現時点で経過観察を受けている無症状感染者は２６９人（輸入症例２１９人）となっている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計９５６５人で、うち香港特別行政区が８７２４人（退院７６１６人、死亡１４３人）、マカオ特別行政区が４６人（全て退院）、台湾地区が７９５人（退院６６１人、死亡７人）だった。
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