【新華社深圳11月18日】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の親会社である華為投資控股は17日、低価格帯のスマートフォンブランド「栄耀(Honor)」の事業を売却すると発表した。Honorの幹部や従業員の雇用は維持されるが、ファーウェイは事業売却後、Honorの新会社の株式を保有しないとみられる。
華為投資控股は公式サイトで17日、Honor事業を深圳市智信新信息技術に売却すると発表した。譲渡後は新会社の株式を保有せず、事業運営や意思決定にも関わらないとしている。
深圳市智信新信息技術など今回の事業売却に関わった企業も同日に共同声明を発表し、すでに華為投資控股と買収協定を締結し、Honorブランドに絡む事業の全面的な買収を完了したと明らかにした。声明によると、今回の買収はHonorの関連産業チェーンによる自己救済と市場化に向けた投資で、産業の相互補完でもある。Honorの幹部や従業員の雇用は維持され、所有権の変更がブランド発展の方向性に影響を及ぼすことはないという。
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