13日、貴州省従江県のミャオ族集落「岜沙苗寨」創和刺しゅう研修拠点で、ミャオ族の女性に刺しゅうを教える講師(左から3人目)。(貴陽=新華社記者/楊文斌)
【新華社貴陽11月18日】中国貴州省貴陽市雲岩区はここ数年、同省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州従江県の複数の農村に、伝統工芸の刺しゅうとろうけつ染めの技術が習得できる人材育成拠点を設立している。
500人余りの女性から成る刺しゅう・ろうけつ染めチームを結成し、農村の少数民族の女性1700人余りを対象に伝統工芸の研修を実施。貧困世帯500世帯の女性が、出稼ぎに行かずとも貧困脱却を実現できるよう直接支援している。