【新華社シンガポール11月16日】中国電子商取引(EC)大手のアリババグループが運営する東南アジア最大級のECプラットフォーム「Lazada(ラザダ)」は、11日に開催された「独身の日」ネット通販セールでの売り上げ最高記録を更新した。今年は東南アジア全域で消費者4千万人超とブランド・販売業者40万社が参加した。
ラザダが13日発表した声明によると、これらのブランドや販売業者の大半は地元の中小企業で、売上高が1万ドル(1ドル=約105円)を超えた小規模事業者は8千社超と前年から倍増した。
ラザダのアプリ向けライブストリーミングチャンネル「LazLive」は、11日の再生回数が過去最高の1100万回を記録。今年は参加企業が増えたこともあり、ストリーミングによる流通総額(GMV)は、前年比4・8倍となった。
ラザダグループの李純(り・じゅん)最高経営責任者(CEO)は「午前0時にキャンペーンを開始してまもなく、売上高が1億ドルを超えた。かかった時間は昨年の半分以下だった」と述べた。
声明によると、ラザダは今年の「独身の日」セールで、開始100秒後の売上高が1100万ドルに達した。
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