【新華社西安4月14日】中国陝西省西安市で12日、陝西省第39回「愛鳥週間」の開幕式が開催された。今回のイベントは「トキの陝西・鳥の楽園」がテーマ。同省林業局の党双忍(とう・そうにん)局長は開幕式の席上、長年にわたる保護活動の結果、トキの個体群数が世界で4千羽を超えたことを明らかにした。絶滅の危機に瀕していた「東方の宝石」トキは今、秦嶺山脈の奥地から黄土高原へ、また同省漢中市洋県から世界各地へと飛び立ち、世界的な鳥類保護の成功モデルとなっている。
陝西省は鳥の種類が極めて豊富で、全国の38・7%に相当する560種余りが生息しており、同省内にすむ野生動物の71%を鳥類が占める。(記者/劉彤)
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