【新華社南寧3月14日】第16回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会高官会合が13日、中国広西チワン族自治区南寧市で開かれた。同高官会合によると、今回の博覧会は9月20~23日に南寧市で開催されることが決まった。テーマは「『一帯一路』共同建設、協力ビジョン共同作成」で、テーマ国はインドネシアだという。
2019年は「中国・ASEAN戦略パートナーシップ2030年ビジョン」を初めて実施する年で、中国・ASEAN報道機関交流年でもある。今回の博覧会は「一帯一路」共同建設と経済貿易協力深化の役割をいっそう果たし、より緊密な中国・ASEAN運命共同体づくりに弾みをつけるものとなる。
商務部アジア司の楊偉群(よう・いぐん)副司長は、「中国とASEANの経済貿易協力は2018年、強力な勢いを保ち、通年の貿易額は14・1%増の5878億7千万ドル(1ドル=約112円)となり、再び過去最高を更新した。双方向投資累計は2057億1千万ドルで、双方向投資の既存規模は15年前の23倍となった。特に、中国によるASEANに対する投資は加速度的に伸びている」と述べた。
広西チワン族自治区は「一帯一路」とつながる重要な門戸で、ASEANとの交流協力における中国の重要な窓口だ。区都・南寧市は、中国・ASEAN博覧会の恒久開催地となっている。(記者/潘強、郭軼凡)
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