【新華社キガリ9月11日】ルワンダ第14回マウンテンゴリラ公式命名式が7日、ルワンダ北部のムサンゼで行われ、23頭の野生マウンテンゴリラの赤ちゃんに名前が付けられた。このうちの1頭で生後9カ月の赤ちゃんには「旺旺(ワンワン)」という中国語名が付けられた。
この赤ちゃんに中国名を付けた饒宏偉(じょう・こうい)駐ルワンダ中国大使は、「旺旺」は中国人がよく知っている名前で、「繁栄・隆盛」という意味があり、各界の努力の下、ルワンダのマウンテンゴリラが増え続け、ルワンダの社会も発達し栄えてほしいという願いを込めたと述べた。さらに、「旺」の漢字はルワンダ国名の中国での漢字表記の中の一文字でもあり、中国人にルワンダというこの美しい国を連想させ、より多くの中国人観光客のルワンダ訪問を誘致し、中国とルワンダ両国の人的・文化交流を推進することができると表明した。
ルワンダ開発庁のクレール・アカマンジ総裁は、ルワンダは現在、中国人観光客を含む世界の観光客のルワンダ訪問誘致を試験的に実施しており、2024年までに観光業の年間収入を8億ドル(1ドル=約111円)に引き上げることを目指していると述べた。
ルワンダのマウンテンゴリラ公式命名式は2005年から開催されており、マウンテンゴリラ保護の意識を高めることを目的としている。
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