【新華社西安８月９日】中国陝西省西安市はこのほど開かれた記者会見で、西安市は今年、多様な措置を講じ、ビジネス環境を改善することで、経済成長や市場活性化などの面で成果を遂げており、６日までに、同市の新たに増えた市場主体数は２６万６千社になり、すでに昨年の９４％に当たる数に達したと説明した。
西安市は重点分野の改革を通じ、企業設立の手続きに必要な時間を平均２・７日間に短縮し、申請資料を１５件に減らし、施工許可証申請に必要な審査事項を３５項目から１７項目に減らした。西安政務サービスネットの運営が試験的に開始、「１回の手続きで済む」割合は全体の８２％、「ネットでの処理」は全体の６２％を占めた。
ビジネス環境の改善は市場の活性化を促進。今年に入り、西安市の企業・資金誘致は著しい成果を挙げており、シルクロード国際博覧会、西商大会などのイベントが行われた。上半期、国内資金の投資誘致額は１５００億元（１元＝約１６円）、外資利用額は３１億５千万ドル（１ドル＝約１１１円）。
地方経済はビジネス環境の改善を受け、安定を保ちながらいっそう上向いている。西安市の上半期の総生産は８・２％増の３８３２億４９００万元、前年同期を０・４ポイント上回った。
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