【新華社ベルリン8月10日】2018年中国(寧夏)・ドイツ産業商談会がこのほど、ベルリンで開催された。中国とドイツの商工業界の関係者が自らの状況や提携の進展について説明し、今後の提携合意に向けて商談を行った。
寧夏回族自治区共産党委員会の石泰峰書記、史明徳駐ドイツ中国大使、ドイツ貿易・投資振興機関のユルゲン・フリードリッヒ総裁のほか、中国とドイツの政界・商業界の代表が参加した。
石氏は、ドイツと寧夏は「設備製造」、エネルギー化学工業、バイオメディカルなどの分野で良好な産業の相互補完性を有しており、互恵協力展開の潜在力は非常に大きいと指摘した。また、中国とドイツの通商関係が日増しに深化するのに伴い、中国の北西内陸部に位置する寧夏は「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想の歴史的チャンスを十分に活用し、ドイツと各分野の協力を積極的に展開していくとの考えを示した。
史氏は、中独両国は近年協力分野が広がり続けており、内容は日増しに豊富になり、形式の革新が続いており、通商分野での実務的な協力がブースターとなり、両国関係に持続的な内生的動力を注入していると述べた。
フリードリッヒ氏は、ドイツと中国には多くの潜在的な協力機会があると考えており、中国資本がさまざまな形でドイツでの投資を行うことを歓迎し支持すると表明した。また、今回の商談会は寧夏の工業基盤や地理的条件、物流の強みを多くのドイツ人に知らしめるものとなり、両国の企業がより深い交流を行う機会をもたらし、両国の協力に貢献するものとなると語った。
今回の商談会は中国寧夏回族自治区商務庁が運営し、中国国際投資促進センターとドイツ中国商会が協力した。
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