【新華社北京8月8日】中国江蘇省洪沢湖管理委員会はこのほど、「洪沢湖2017年度健康状況報告書」を発表。これは、同委員会が初めて発表した洪沢湖健康状況報告書である。
同報告書では、洪沢湖の概況、水文気象、水質と栄養状況、生態状況、健康状況および洪沢湖の管理と保護など6分類されている。洪沢湖の2017年度の健康状況の等級は「良」、健康状況の得点は70点。評価結果によると、洪沢湖の健康状態が現時点で直面している主な問題は、貯水範囲内の水域の開発利用の強度が大きく、湖の自由水面率、水生植物の被覆率、水質等級はいずれも低く、軽度な富栄養化状態にあることなどだ。
同報告書では具体的な提案として、
▽洪沢湖の違法な仕切りや囲いをさらに取り除き、自由水面率と水環境の容量の向上
▽湖と流域の水生生態環境のモニタリングの強化
▽養殖の規模を抑え、養殖による水環境への悪影響の低減
▽引き続き違法採砂行為の禁止と再発の根絶
▽湖沿いの県・区の汚水処理を推進し、農業の面源汚染への総合的な整備と湖に流れる水質の改善などを上げている。
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