【新華社ワシントン8月7日】米商務省がこのほど公表したデータによると、米国の財・サービス貿易赤字は6月、前月比7・3%増加し、4カ月ぶりに貿易赤字が拡大した。
データによると、米国の6月の輸出は前月比0・7%減の2138億ドル、輸入は同0・6%増の2602億ドルとなった。貿易赤字は463億ドルに増え、前月の修正後データの432億ドルを上回った。
またデータによると、今年上半期の米国の財・サービス貿易の赤字は合計2912億ドルで、前年同期から7・2%増加した。
トランプ政権は貿易赤字の削減を貿易政策の重要な目標としている。だが多くの経済学者らは、輸入を規制する一方的な保護貿易主義政策では貿易赤字を削減できず、米国の財政赤字の拡大や個人貯蓄の減少、金利の上昇、ドル相場の上昇に伴い、米国の貿易赤字はかえって拡大を続けることになると指摘している。
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