【新華社武漢7月26日】数回の洪水による増水が発生した後、中国の三峡ダムはこのほど、今年に入ってから初のフル稼働発電を開始した。70万キロワットの大型ユニット32基と5万キロワットの電源ユニット2基の総出力は2250万キロワット、1日当たりの発電量は5億4千キロワット時に達した。
三峡ダムの流入量は21日午前8時(日本時間同日午前9時)時点で、毎秒2億9600立方メートル、放流量は毎秒3億500立方メートルに制御され、ダムの水位は156・76メートルとなった。三峡ダム水利中枢段階管理通信センター責任者の趙雲発氏は、長江上流からの流入状況と長江防汛抗旱総指揮部(長江洪水干ばつ対策本部)の指示に基づき、三峡ダム水力発電所はフル稼働状態を続け、当面は29日前後まで継続できる見込みであることを明らかにした。
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