【新華社シドニー7月24日】バヌアツの首都ポートビラからの情報によると「和諧使命-2018」の任務を遂行する中国海軍の医療船「平和の方舟」が現地時間23日、同地に到着し8日間にわたる友好訪問を開始、同国で人道主義医療サービスを行う。今回は2014年9月に同国を初訪問して以来2度目の訪問。
「平和の方舟」は同日午前11時、ポートビラの港にゆっくりと接岸、バヌアツのサルワイ首相が内相、外相、保健相、警察長官、機動部隊代理司令長官などの政府高官を伴い、ふ頭で出迎え、盛大な歓迎式典を行った。サルワイ氏は式辞の中で、中国政府が「平和の方舟」を再度派遣してくれたことを熱烈に歓迎、心からの感謝の意を示し、バヌアツが間もなく独立記念日を迎える折に同医療船が来訪し、国民とともに祝うことは、両国間の友情をはっきりと示していると述べた。
「平和の方舟」は訪問期間中、船内で医療サービスを提供するほか、多くの医療サブチームを現地の病院、農村、地域コミュニティに派遣して巡回診察を行い、現地の医療従事者と共同で診療や手術を行う。また、健康サービスと文化親睦交流サブチームは、現地の学校や障害者センターで健康に関する講座を開くと同時に、中国の特色ある文芸プログラムを披露する。
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