【新華社北京7月19日】中国民用航空局は18日、発券業務サービスの改善および乗客の権益を保護するため「民間航空の発券業務改善に関する通知」を発表し、航空会社やOTAプラットフォーム(オンライン旅行代理店プラットフォーム)、販売代理店などに対し、ルール作りやサービスの改善などで具体的な措置を求めた。
通知は、5つの面から航空会社に対してキャンセルや行程変更に伴う有料制度の整備とサービスの改善について規範化している。うち、航空券の払い戻しについて「段階料金」の設定を求め、航空券料金やキャンセル時の出発までの残り日数などの違いを基に、妥当性のある段階的な料金基準を設定する必要があり、格安航空券について一律でキャンセルまたは変更不可に設定してはならないと規定している。
また、航空会社による明確な価格表記の必要性にも言及している。航空会社は公式サイトやアプリなどの目立つ場所に、国内線運航料金の種類や搭乗クラス、払い戻しや変更の手数料の規定を含めた適用条件を迅速、正確かつ包括的に公表しなければならず、航空券購入の過程で、料金の払い戻しなどの諸条件を旅客に明確に伝えられなければならないとしている。
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