【新華社蘭州7月19日】中国の多数の都市では、自動運転地下鉄、自動運転路面電車など、自動運転技術の応用に関する実験が行われている。同時に、中国の大学は絶えず独自に自動運転技術の研究・開発を模索し、自動運転産業のさらなる発展を推進している。
甘粛省の蘭州大学キャンパスでこのほど、自動運転車の走行実験が行われた。蘭州大学情報科学・工程学院の自動運転科学研究チームのプロジェクト主要責任者である申澤邦氏によると、「これは実験用車両で、車内の液晶スクリーンに都市地図が表示され、乗客が乗車して出発点と終点を選ぶと車は自動的に走り出し、人間は運転操作をする必要がない」という。
自動運転技術の開発に対する各大学の情熱は日増しに高まっている。今年5月から、上海交通大学では小型自動運転バスが運行されるようになり、キャンパス内の決まったルートに沿って学生を送迎している。
蘭州大学情報科学・工程学院の周睿副教授は、自動運転は今では注目を集める産業となっており、人々に身近な自動車をさらにスマート化させ、より多くの便利さをもたらし、新たな応用分野が開発されることにつれ、大学で行われる自動運転に関する研究方法も更新されるべきだと語っている。
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