【新華社上海7月17日】中国からはるか遠く離れた北欧地域で、現在台頭を続ける多くのハイテク関連スタートアップ企業が、資金調達を受けてさらに大きな「生活圏」を作り出す機会を心待ちにしている。潜在能力の極めて高い北欧のスタートアップ企業10社以上がこのほど、北欧企業の中国進出をサポートするアクセラレータ企業「nHack」によって開催された「中国騎士」(チャイナ・ナイト)上海ロードショーイベントにおいて研究成果を披露、会場の投資家たちは北欧地域のハイテク分野に直接触れた。
北欧の起業家にとって、中国市場は開拓を望む大きな「ブルー・オーシャン」となっている。
nHackの共同創始者で管理パートナーのクリス・ライニング氏は、北欧地域には多くの世界をリードする科学技術が存在するものの、十分な大きさの市場や受け手が不足しており、現在高速で発展する中国市場は、北欧のスタートアップ企業が迅速な発展を遂げるための重要なチャンスだと語った。
nHackの首席財務官で管理パートナーの張展鴻氏は、nHackを通じて中国と北欧をつなぐ架け橋を築き、北欧企業をさらに効果的に中国に参入させたいと強調。北欧企業はデザインや海洋科学技術の分野でリードしており、中国市場の巨大さが北欧企業にとって大きな魅力を持っているとの見方を示した。張氏はまた「一帯一路」構想の推進も、周辺地域に貿易のチャンスをもたらしていると分析。北欧企業が中国市場に参入するためには、ローカライズ業務を行い、政策や法規、どのように商業化するかといった分野について理解や学習を強化する必要があると語った。
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