左の写真:4月24日、中国科学院上海ケイ酸塩研究所の実験室で、プロジェクトチームの研究員が汚染対策用の新材料を油でかなり汚れた汚水の入った計量カップに注ぎこみ、時間の経過とともに吸着効果の変化をみるテストを行った。右の写真:吸着テストの結果、計量カップ内の汚水の色が3分4秒後には明黄色から透明に変わり、それに伴い刺激臭も消えた。
【新華社上海5月25日】中国科学院上海ケイ酸塩研究所の黄富強首席研究員が率いるチームはこのほど、汚染対策用の新材料の開発に成功した。同材料に2週間光を当てると、汚水の水質の明らかな改善が見られ、汚水の浄化に役立つことが分かったという。(新華社記者/丁汀)