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李克強総理、中国インドネシアビジネスサミットで演説 自由貿易強調
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-05-08 11:20:13 | 新華社 | 編集: 郭丹

【新華社ジャカルタ5月8日】中国の李克強国務院総理は現地時間7日夜、インドネシアの首都ジャカルタで、同国のカラ副大統領と共に中国インドネシアビジネスサミットに出席し、基調演説を行った。 李克強総理は今回の訪問について両国関係発展の良好な勢いを一段と強固にし、実務協力を新たな段階に進めることが目的であるとし、次のように述べた。

 ▽中国とインドネシア双方は投資と生産能力の協力を拡大する。「一帯一路」構想とインドネシアの「世界海洋軸」構想のより良い連携を図り、幾つかのモデル事業を打ち立てる。中国企業がインドネシアの「地域総合経済回廊」建設に参加するのを支持する。インドネシアのインフラ改善を支援し、港湾、臨海経済、産業加工、「海外倉庫」建設などで協力を探る。インドネシアが中国に投資促進センターを設立するのを歓迎する。

 ▽双方は貿易と投資の自由化、円滑化を推進する。両国は経済グローバル化を支持し、自由貿易を提唱し、ルールを基礎とする多角的貿易体系を守り、対等な協議による貿易紛争の解決を主張している。中国はインドネシアの競争力のある特色ある製品をより多く輸入する用意がある。双方は貿易円滑化水準を高めることで合意した。越境電子商取引を大いに発展させ、両国の中小企業協力の橋を架ける。

 ▽双方は人文(人と文化)交流・協力を一段と緊密にする。教育、文化、観光、メディア、スポーツなどの分野の交流・協力を幅広く進め、両国の平和、友好、協力の理念を人心に深く根付かせる。観光協力を深め、より多くの直行便を開設し、年間の人の行き来を300万人にする目標に向かってまい進する。

 李克強氏は次のように指摘した。近年、複雑に錯綜する国内外の環境に直面し、中国は戦略を揺るがせず、供給側の構造改革に力を入れ、マクロコントロールを絶えず刷新し、整え、発展の新たなエネルギーを大いに育て、経済の安定を維持しつつ好転を実現している。発展の新たなエネルギーが成長し、大衆起業・万民革新(イノベーション)が幅広く進められている。現在、新たなエネルギーは経済成長に対する寄与率が30%を超え、新規就業に対する寄与率が70%前後に達している。今年に入り、中国経済は安定の中で上向く動きが続き、好スタートを切った。われわれは経済の中高速成長を長期間維持し、質の高い発展を実現する自信も能力もある。 

  李克強氏は次のように強調した。今年は中国の改革開放40周年で、われわれは改革開放の新たな航程をスタートさせた。改革は永遠に止まることはない。開放の拡大は中国の自主的かつ必然的選択である。中国はより高いレベルの対外開放によって、より深い互恵ウィンウィンの実現を図る。より繁栄・開放の中国は必ずインドネシアを含む世界各国の発展により大きなチャンスをもたらすだろう。 サミットには両国のビジネス界から600人余りが出席した。

 

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李克強総理、中国インドネシアビジネスサミットで演説 自由貿易強調

新華網日本語 2018-05-08 11:20:13

【新華社ジャカルタ5月8日】中国の李克強国務院総理は現地時間7日夜、インドネシアの首都ジャカルタで、同国のカラ副大統領と共に中国インドネシアビジネスサミットに出席し、基調演説を行った。 李克強総理は今回の訪問について両国関係発展の良好な勢いを一段と強固にし、実務協力を新たな段階に進めることが目的であるとし、次のように述べた。

 ▽中国とインドネシア双方は投資と生産能力の協力を拡大する。「一帯一路」構想とインドネシアの「世界海洋軸」構想のより良い連携を図り、幾つかのモデル事業を打ち立てる。中国企業がインドネシアの「地域総合経済回廊」建設に参加するのを支持する。インドネシアのインフラ改善を支援し、港湾、臨海経済、産業加工、「海外倉庫」建設などで協力を探る。インドネシアが中国に投資促進センターを設立するのを歓迎する。

 ▽双方は貿易と投資の自由化、円滑化を推進する。両国は経済グローバル化を支持し、自由貿易を提唱し、ルールを基礎とする多角的貿易体系を守り、対等な協議による貿易紛争の解決を主張している。中国はインドネシアの競争力のある特色ある製品をより多く輸入する用意がある。双方は貿易円滑化水準を高めることで合意した。越境電子商取引を大いに発展させ、両国の中小企業協力の橋を架ける。

 ▽双方は人文(人と文化)交流・協力を一段と緊密にする。教育、文化、観光、メディア、スポーツなどの分野の交流・協力を幅広く進め、両国の平和、友好、協力の理念を人心に深く根付かせる。観光協力を深め、より多くの直行便を開設し、年間の人の行き来を300万人にする目標に向かってまい進する。

 李克強氏は次のように指摘した。近年、複雑に錯綜する国内外の環境に直面し、中国は戦略を揺るがせず、供給側の構造改革に力を入れ、マクロコントロールを絶えず刷新し、整え、発展の新たなエネルギーを大いに育て、経済の安定を維持しつつ好転を実現している。発展の新たなエネルギーが成長し、大衆起業・万民革新(イノベーション)が幅広く進められている。現在、新たなエネルギーは経済成長に対する寄与率が30%を超え、新規就業に対する寄与率が70%前後に達している。今年に入り、中国経済は安定の中で上向く動きが続き、好スタートを切った。われわれは経済の中高速成長を長期間維持し、質の高い発展を実現する自信も能力もある。 

  李克強氏は次のように強調した。今年は中国の改革開放40周年で、われわれは改革開放の新たな航程をスタートさせた。改革は永遠に止まることはない。開放の拡大は中国の自主的かつ必然的選択である。中国はより高いレベルの対外開放によって、より深い互恵ウィンウィンの実現を図る。より繁栄・開放の中国は必ずインドネシアを含む世界各国の発展により大きなチャンスをもたらすだろう。 サミットには両国のビジネス界から600人余りが出席した。

 

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