【新華社北京4月23日】中国公安部はこのところ、南スーダンとキプロスへ赴任する平和維持警察隊の組織がすでに完了し、4月と7月に数組に分かれ任務地に赴く見込みと発表した。
中国の南スーダン・キプロス平和維持警察隊の出発式が19日、北京で行われた。中国第7次南スーダン平和維持警察隊は主に安徽省公安機関から組織され、隊員12人で構成される。22日に任地に向け出発する。キプロス平和維持警察隊は主に河北省公安機関から組織され、隊員7人(女性隊員1人含む)で構成される。4月末と7月に数回に分かれ任地へ出発する。今回派遣される隊員はいずれも各級公安機関の中核的人材で平均年齢は37歳。経済犯罪捜査や治安、捜査、出入国などさまざまな部門や派出所での勤務歴があり、高い外国語能力と警務能力を備えている。
中国は2000年の国連平和維持活動(PKO)参加以降、東ティモール、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、アフガニスタン、リベリア、ハイチ、スーダン、南スーダン、キプロスの国連平和維持活動展開地9カ所とニューヨーク国連本部に延べ2614人の警察要員を派遣しており、派遣数は安全保障理事会常任理事国の中で最多となる。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: