【新華社天津4月17日】天津市と河北省の港湾共同発展がさらにグレードアップした。40フィートコンテナ17個、並行輸入自動車34台を載せたコンテナ船「鴨緑江」号がこのほど、天津自由貿易試験区天津港エリアから出航し、河北省唐山市の曹妃甸(そうひてん)総合保税区埠頭(ふとう)に到着した。
これにより天津港と曹妃甸港を結ぶ初の対外貿易コンテナ航路が正式に運営を開始し、天津自由貿易区機能の河北省の港湾への拡大を実現した。また、これは「京津冀(北京市・天津市・河北省)自由貿易港」の申請に向けての基礎を固めるものでもある。
これ以前、河北省の各港では外航コンテナ航路が少なく、大量の対外貿易で輸入されるコンテナは天津港で税関手続きを行った後、再度河北省の各港に転送されていた。これは物流コストを高めるだけでなく、天津港の通関効率の向上も妨げていた。
近年、天津港は環渤海地区国際コンテナ輸送のハブ港としての優位性を十分に発揮し、国際コンテナ航路の開拓に力を入れ、海上コンテナのターミナル業務を発展させ、自由貿易区の海運に関連する政策の河北省の港湾での普及を加速させ、天津市と河北省が港湾協力を深め質の高い成長段階へ歩み出すのを絶えず推進している。
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