【新華社ミンスク4月16日】中国ベラルーシ投資貿易座談会がこのほど、ベラルーシ首都のミンスクで開催され、両国から200人近い実業界代表が「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)における経済貿易提携の強化を検討した。
中国南南協力促進会とベラルーシ商工会議所が共催した同座談会では、両国の金融、医薬、機械製造、貿易投資など多分野の企業家が今後の提携の範囲を広げることについて話し合った。
駐ベラルーシ中国大使の崔啓明氏はあいさつで、ベラルーシは中国の真の友達であり、両国の関係は両国指導者の推進下で、相互信頼・提携両得という全面的かつ戦略的なパートナーシップ作りの新段階に入り、「一帯一路」を核心とする各分野は質、規模共に拡大している。
ベラルーシ商工会議所所長によると、ベラルーシは対中貿易提携を極めて重視し、実業界の積極的な参加の下、両国の経済・貿易関係が絶えず深まり、現地経済の発展をけん引した。「一帯一路」を共同建設する中で、両国の経済・貿易における提携の見通しも明るいという。
南南協力促進会の呂新華会長は「ベラルーシは政局が安定し、経済発展の目標が明確化し、投資環境にも優れている。中国企業の投資は国民生活の改善に役立ち、ウインウイン(互恵関係)を実現できる。促進会は『一帯一路』イニシアティブに積極的に応え、中国企業の海外進出を推し進める」と語った。
ベラルーシは「一帯一路」構想の重要な沿線国の一つであり、両国は通信、交通、エネルギー、インフラなどの分野で、数十件のビッグプロジェクトの展開に成功した。両国最大の経済技術協力プロジェクトである中国ベラルーシ工業パークは建設が進んでおり、入居企業が31社に達した。
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