【新華社北京4月16日】(記者/胡暁格 邱虹)第8回北京国際映画祭の正式イベントである「2018北京・日本映画週間」のオープニングセレモニーが16日、北京の万達国際影城で行われた。在中国日本大使館の川上文博広報文化部長や北京市新聞出版広電局副巡視員で北京国際電影節組織委員会の董明副秘書長、北京電影学院理事会の侯光明理事長が出席し、挨拶した。
川上広報文化部長は今年は日中平和友好条約締結40周年にあたり、日中両国の関係は経済、文化、人的往来などさまざまな分野で飛躍的な発展を遂げたが、両国の交流史において映画が非常に大きな役割を果たしてきたと説明。1978年10月、日中平和友好条約の発効を記念し、中国の7つの主要都市で初めて「日本映画週間」が開催されて以来、多くの日本の映画が中国で上映されたことを紹介した。
さらに、昨年日本を訪問した中国人は約735万人に上り、過去最高を更新したことに触れ、日本映画を通じて、日本への理解を深め、さらには実際に日本を訪れてもらう契機になるよう期待していると述べた。
董明氏は中日両国映画界の協力と交流は幅広く、すでに両国の文化交流の重要な一部分となっていると強調。日本映画週間の開催で映画を含めた多くの分野での実務的な交流と長きにわたる協力が進むことを望んでいると語った。
侯光明理事長は、北京電影学院では2017年11月に開催された「日本映画週間」や、今年3月に訪日代表団を派遣して第1回「日中映画人交流シンポジウム」に参加したことを紹介した上で、今年の日本映画週間は日中平和友好条約締結40周年の佳節に開催することに意義があり、中日両国人民の友情が永遠に続くよう願っていると述べた。
同週間は中日平和友好条約締結40周年記念イベントの一環で、北京国際電影節組織委員会が主催し、NPO法人日中映画祭実行委員会と北京電影学院が共催する。15日から22日まで開催され、「今夜、ロマンス劇場で」や「栞」を含む日本映画6作品が上映される。
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