【新華社ワシントン4月14日】トランプ米大統領は現地時間13日夜、シリアが東グータ地区で化学兵器を使用したことへの報復として、米軍に英仏両国と共同でシリアの軍事施設に対し精密攻撃を行うよう命じたと発表した。
トランプ氏は午後9時のテレビ演説で、シリア政権が管理する化学兵器関連施設への精密攻撃を米軍に命じたことを明らかにした。また、シリアの化学兵器使用はロシアにも責任があると指摘し、米軍はシリア政権への攻撃を継続すると述べた。
シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区では7日、化学兵器が使用されたといわれる。米政府は13日、シリア政権による東グータ地区での化学兵器使用について、すでにその確証を得ていると発表し、同時にロシア政府がシリアの化学兵器使用を止めなかったことを非難した。シリア政府は米国の非難に対し自らの関与を否定している。
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