【新華社広州3月31日】中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)は28日、中国電信(チャイナ・テレコム)、百度(バイドゥ)と共同で、河北省雄安新区での次世代移動通信規格「5G」を用いた自動運転車の公道テストを完了したと発表した。5Gネットワーク環境下での自動運転車のテスト完了は中国初。5Gの商用化がさらに一歩前進した。
発表によると、3社は今後、さまざまな情報の5Gネットワークにおける状態をさらに検証する。これには、信号機、路面状況(冠水や凍結)、道路状況(破損や速度規制)、各種車載センサ―などの情報やMEC(モバイル・エッジ・コンピューティング)の自動運転車に対する判断処理、道路走行時の車と車、車と人の関係を判断する能力などが含まれる。
中国電信は2017年8月、河北省雄安新区で5G革新モデルネットワークを始動すると発表した。雄安新区はこれまで5G屋外試験実施都市として、国内最大規模の5G試験ネットワークを構築し、重要地区では複雑な都市空間や室内における連続した接続エリアの形成を実現している。
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