【新華社バルセロナ2月28日】世界最大のモバイル機器の見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が26日、スペイン・バルセロナで開幕し、世界の企業約2300社が出展した。中国企業も数多く出展し、科学技術分野での「中国の勢い」を世界に示した。
アリクラウドの展示ブースは、朝早くから来場者で身動きが取れないほどの賑わいを見せた。ドイツの実業家はofoのシェアサイクルを取り囲み、担当者からシェアサイクル事業でのビックデータとモバイル決済の応用に関する説明を受けていた。アリクラウド国際業務部クラウドアーキテクチャーの王宇徳チーフマネージャーは「これは世界のハイテクが一堂に会するイベント。多くの企業が人工知能やビックデータの領域で自らの得意分野を持っている。各国の企業と交流を通じ、協力し、互いに学ぶことができれば」と語った。
北京のIT企業、新岸線のブースでは、技術担当副総裁の雷俊氏が、韓国のソウル地下鉄の責任者2人に対し、レール交通向けの超高速無線通信技術について説明をしていた。雷氏は「5Gは間違いなく今回の目玉コンテンツ。わが社を含め中国企業は世界の核心技術を手にしつつある」と述べた。
今回のイベントでも華為科技(ファーウェイ)は会場中央に巨大ブースを設置し、大きな注目を集めた。スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)は、イベント開幕前日にバルセロナ店のオープンを発表、多くの現地ファンを呼び込んだ。
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