21日、海口市の秀英港で出航を待つ車の列。
【新華社海口2月23日】海南省海口市気象局と交通局、海事局、湛江海事局は21日夜、海南島と本土を隔てる瓊州海峡の霧が徐々に弱まり、航路の視界が千メートル以上となったことを受け、定期船運航の正常化を発表した。海口市の3つの港では同日午前8時から午後7時にかけ、合計70便が出航し、車両1万1610台、旅客5万1750人を輸送した。午後7時現在、3つ港の港内には出航を待つ車2914台が列をなし、その外には港に入りきれない車7648台が待機しているという。海南省は港内の乗船待機車両の対する臨時対応策を実施し、瓊州海峡での待機車両緩和に向け全力を入れている。(新華社記者/趙頴全)