【新華社ロンドン2月12日】中国陝西省文物局が英国リバプール国家博物館と共催する「秦始皇帝と兵馬俑」特別展が9日、リバプール世界博物館で正式に開幕した。英国で兵馬俑が展示されるのは11年ぶり。
同世界博物館の外壁には兵馬俑の大きなポスターが掲げられ、展示ホール内部のデザインには中国を感じさせる彩りと図案が多く使われている。同博物館によれば、同展前売り券の販売数は12万枚近くにのぼり、特別展の前売り券販売記録を更新した。
主催者によると、今回出展される展示品は、秦始皇帝陵博物院、陝西省歴史博物館、陝西省考古研究院、漢景帝陽陵博物院など陝西省内13の文物博物館・研究機関から集められた合計125点。うち120点が文物展示品、5点は補助展示品。展示内容は秦の大型兵馬俑を中心に、春秋戦国時代と漢代の陶器や青銅器、金銀器、玉器などが含まれる。展示品の歴史は千年近くにまたがり、秦の中国統一前後および漢代の政治、経済、軍事、文化など社会の様子を伝える展示が集中的に行われる。
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