【新華社北京2月7日】中国の大手宇宙企業である中国航天科技集団有限公司(航天科技)と国有資産経営会社の中国誠通控股集団有限公司(中国誠通)はこのほど、医療健康養老分野の戦略的提携契約に調印した。両社の健康・保健、ハイテクイノベーションなどの産業プラットフォームを活用し、医療健康養老市場を共同で開拓し、「三位一体」医療発展モデルの構築を図る。また、医療技術発展ファンドを設立し、宇宙技術を医療健康養老産業に導入し、「健康中国」戦略を推進する。経済参考報が伝えた。
「三位一体」医療発展モデルは、中央企業病院資産受け継ぎ管理、運営管理、ファンド管理の三つのプラットフォームが含まれる。このモデルの構築により、病院投資管理分野での航天科技の優位性と資産経営や資本運営での中国誠通の優位性を活かし、中央企業医療資源の集中管理と専門化運営を推進し、中央企業による医療機構運営の改革の模範を確立する。
医療技術発展ファンドは、病院の迅速な発展を実現し、高付加価値医療消耗品や遠隔医療サービスなどを含む宇宙技術の医療分野への応用を促進し、医療、健康・保健分野の発展に必要な資金を提供することを目的とする。
医療健康養老分野のほかに、両社は、国有資産・国有企業改革、プライベート・エクイティ・ファンド、海外市場開拓、スマート物流などの分野でも提携する予定だ。
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