【新華社蘭州1月28日】中国が牛肉ラーメン産業の資源優位を統合し、蘭州牛肉ラーメン国際連盟を設立、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)建設を追い風に、中国西北地域のグルメ、蘭州牛肉ラーメンを海外市場に定着させつつある。 蘭州牛肉ラーメン国際連盟・蘭州牛肉ラーメン国際商学院がこのほど、蘭州資源環境職業技術学院内に設立された。
同技術学院の時寧国院長は、連盟の創設により、牛肉ラーメンサービスとトレーニングシステムを構築、学校と企業の合同運営を通じ、技術と管理に強い複合的な知識を持つ人材を育成、人材不足などの問題を解決、牛肉ラーメン産業のハイレベルの国際化を後押しすると語った。
ここ数年、「一帯一路」建設の推進に伴い、蘭州牛肉ラーメン産業が急成長し、中国国内だけでなく、海外への出店を進めている。
蘭州牛肉ラーメン業界協会の馬利民会長は、大まかな統計では、現時点で中国の蘭州ラーメンの店は3万5000店舗、年間売上高650億元以上に上り、一部のラーメン店が米国やカナダ、オーストラリアなどに出店していると紹介した。 実際、蘭州牛肉ラーメンの海外出店は簡単ではなく、言葉や技術、資金などさまざまな困難と試練を乗り越えなければならない。
国際連盟の設立により、このような状況が効果的に改善されるとみられる。連盟がトレーニング、生産、研究開発、経営、加盟店、起業、雇用創出などの面で国内外の資金、人材、技術、管理経験を融合させ、管理面や国際化を進める上での人材不足を解決するという。
馬会長によると、第一陣として加盟した企業は60社を超えており、金味徳牛肉ラーメン産業集団公司や蘭州金鼎飲食管理有限公司など甘粛省現地企業のほかに、北京、山東省、陝西省、寧夏回族自治区の企業、さらに米国、カナダ、オーストラリア、フランス、日本などのチェーン店や人材養成学校が含まれる。
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