【新華社太原12月20日】中国で最も保存状態の良い古都の一つ、山西省平遥古城は今まさに文化的自信の高まりを示している。平遙国際撮影展や平遙国際映画展の成功に続き、来年7月には、千年の歴史を持つこの古都で初の平遙国際彫刻祭が開かれる予定だ。
「初の平遙国際彫刻祭は、我々とオーストリア・メビウス芸術基金会が共同で主催し、各国の彫刻家を招待する予定だ」と平遥県の劉光明副県長は語った。
初の平遥国際彫刻祭は平遥にとって3枚目の「国際文化名刺」になる。現在平遥県では古都の外に大型の会議展覧センターを建設しており、彫刻祭はそこで開かれる予定だ。
平遥古城の建設は西周の時代にさかのぼり、明や清の時代に最盛期を迎えた。ここは中国最古の銀行である票号が誕生した場所で、店舗が立ち並び、「中国古代のウォール街」と呼ばれている。1997年、平遥古城は国連教育科学文化機関(ユネスコ)により世界文化遺産に登録された。現在、平遥古城を訪れる海外からの観光客は毎年10万人を超えており、その大半はヨーロッパ諸国からの人々だ。
劉光明副県長は、平遥の双林寺には保存状態の良い1566体の彫像があり、芸術における業績は非常に大きく、重厚な歴史背景が初の平遥国際彫刻祭を成功させるようやる気を起こさせてくれると語った。
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