【新華社モガディシュ11月23日】中国政府は21日、ソマリアの干ばつの影響を受けた子供たちの救済のため、国際連合児童基金(ユニセフ)に200万米ドルを寄付した。
ユニセフ・ソマリア事務所のスティーブン・ローウェリエ代表、中国の覃倹駐ソマリア大使、ソマリア人道支援事務・災害管理部のエルミ・オマル・アザネ副部長などが、ソマリアの首都モガディシュで行われた人道支援引継式に出席した。
ユニセフによると、ソマリアの大部分の地域は数カ月連続で雨季の降水量が明らかに不足し、深刻な干ばつ被害を受けている。干害によって食べ物が不足し、子供たちが栄養不足となっている。現在、ソマリアでは620万人が至急人道支援を必要とし、うち子供が400万人に達する。
ローウェリエ代表は、中国政府の今回の寄付は食品の購入に充てられ、深刻な栄養不足の子供1万5000人を救うことができると述べた。彼は中国政府の気前の良い支援に感謝し、ユニセフは今後も干害と飢饉などの問題で中国とさらに協力することを希望する。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: